スーパーコンピューターを20万円で創るを読んだ。
通常のパソコンなどに比べて格段に速い計算を行うスーパーコンピューター。数十億~数百億円をかけて、ときには国策として開発が行われるが、この分野でひときわ異彩を放つスーパーコンピューターが1989年に日本で開発され、話題を読んだ。GRAPEと名づけられたそれは、開発費わずか20万円。そんなGRAPEをつくったのはコンピューターの素人の4人の天文学者たちだった。
この本のオモシロさは、著者が当事者であり、かつノンフィクション漫画「栄光なき天才たち」の原作者でもあると点にある。筆力ある著者が科学の成功物語を書くのだ。面白いにちがいない。
少し宇宙に関して専門的なことが出てくるが、そこは分からなくてもなんとなくでいいので読み切ってほしい。
無論、宇宙に関することも勉強になるが、それよりもプロジェクトや研究を進めていく上でどうしたらよいかというエッセンスが詰まっている気がする。
心に残った一言。
本当のチームワークとは何か?
それはきっと、馴れ合いでもなければ助けあいでもない。各パートの激しい自己主張。それでいて不思議と調和は崩れていない。それは互いに実力を信じ合っている上での自己主張だったからではないかと思うのだ。そして、それこそが、本当のチームワークではないかと思ったりするのである。
最近、youtubeよりもニコニコ動画をよくみることが多くなった。
ビジネスとしてのニコニコ動画がかなり好調のようだ。
有料会員も5万4000人を超えたようなので、会費だけで月額で考えて2835万円近い。またアフィリエイト収入も好調で月1000万近く利益があるとのこと。合計で約4000万だ。サーバー増強も必要だが十分黒字化できそうだ。
ニコニコ動画とyoutubeで見たときに差はユーザーが手を加えた動画が多いことだろう。MADムービー(wikipedia)といわれるアニメなどをつなぎ合わせた動画がニコニコ動画では多い。一方、youtubeでは自分でとった動画などが多くをしめる。
こうしたMADムービーが多くなる背景には日本のオタク文化の動きをうまく読み取り、実装した点にあるのだろう。
元来の物語消費的な思考からデーターベース消費へと移ろっている。つまり、ポストモダンにおいてはオリジナルとコピーの区別がユーザーにとっては曖昧となり、シュミラークルが増加するのである。
元来、オタク系ゲームなどで行われたいた二次創作といった事象を動画というより広範囲に適応させたプラットフォームがニコニコ動画のような気がする。
コメントを相互につけあうことで物語の欠如した世界において相互評価をつける点もまたよい。
以上を東浩紀の動物化するポストモダンを読んで思ったりした。
飲み会の席の会話から
「甲子園いきたいんですよー」
「じゃ、いくか」
ってかんじで強行軍で甲子園までいってきました。

出発。
夜中に兵庫に入り、ビーナスブリッジで夜景をみて漫喫で仮眠。

甲子園へ。
3試合観戦して、日焼けで背中が痛くなったあと、三宮の風月でお好み焼きをたべ、友達の実家へ。
1シーン1シーンが思い出になる旅行だった。 帰る日は渋滞に巻き込まれて半日くらい車にのってた><
車内でドライバーお勧めのRADWIMPSのアルバムを聞いたのだけど、ボーカルの野田くんが大学いっしょで、中高の後輩でもあるらしい。
色々と考えさせられる歌なんで。車内の話題で盛り上がったw
グーグル、次世代ウェブの著者でもある佐々木俊尚さんの本。先にあげた2作品から佐々木さんは現状を整理し認識させることがとてもうまいとは思っていたのだけれども、今回はネット社会の現状を書きだし、問題提起している。
第3章の組み彼られる人間関係は最近、SNS関連の研究をしてきたこともあり、相互のインタラクション(星座作用)あたりをどう具現化していくかとかをもう少し突き詰めていきたいと思う。ネット上のソーシャルはリアルに限りなく同化すべきなのだろうか?そのあたりはもう少し突き詰めていきたい。佐々木さんが言う”複雑かつ多層的な人間関係を、絵巻物のように眼前にすべて広げて見せてくれるアーキテクチャー”とかを想像するとわくわくしてくる。
第4章はことのは事件を筆頭に公共性とは何か?とかそんな話。公共性がもつ責任をネットにおいてどういう風に果たしていくのかとか。フラット化すると”われわれ”という言説から”わたし”というよるべくもののない存在となり立っていかなければならない。
行き着くのはラディカルな民主主義であり、友愛の必要としないが、存在を許容し議論として対決を続ける闘技的民主主義である。
まだ自分の中でしっかりと消化できていない。一気に速度上げすぎです佐々木さん。いい意味でジャーナリストの視点がたぶんに入った素晴らしい本。日本のネットやブログに興味があるならば必読すべきだと思います。

東洋経済「ニッポンで一番 売れるサービス」特集が乗っていたのでメモ。
成熟市場において形ある製品だけで競合との差別化は難しい時代になってきている。顧客との関係性を重視し、付加価値を提供しなければならい。CAREの時代である。
そんなサービスで革新的な例を以下にあげる。
イオンモール
ミュージックショップ ダン
新江ノ島水族館
鹿児島空港
國領研の合宿にいってきました。
会場は富士箱根ランド。相当、歴史を感じさせる建物でした。金田一とかの事件の舞台になりそうな。増築を重ねた感じとか。
ネットも携帯もつながらないというまさに秘境。
・何をやったか?
基本は講義をしたあとの討論。
物事の見方についてのトークや”視野、視座、視点”
國領先生のプラットフォームについてのセッション
100%理解はできなかったけれども、骨子は分かったつもり、もっと勉強しなきゃ。
紹介された本や基本理論を夏に読み込もう。
そういえば、このブログよんだことありますとかいう貴重な人にあった。気恥しいね。
フェルマーの最終定理ですっかりファンになってしまったサイモン・シンの最新作。フェルマーの最終定理は科学の本なのに胸がじーんとくる熱気の伝わる本だったので楽しみにして読みました。
今回もわかりやすい。宇宙の成り立ちからその起源を見極めようとする学者たちの物語だ。
アインシュタインの相対性理論や何万光年も離れた星のはかり方まで聞いただけなら難しい話をわかりやすく解説しています。
子供のころに思っていた宇宙に対する疑問が、あ、なるほどってという風にとけました。
おすすめ!