時事通信の編集員で「ネットは新聞を殺すのか」などの著者でもある湯川さんの本。
はやり言葉のCGMやWeb2.0といった言葉を使わずにソーシャルメディアという概念を出している点で面白い。
動画、セカンドライフ、ブログ、SNSといった最新事例をこれでもかと紹介しているがサービスの網羅よりも重要なのは、第四章の項目だ。
・「威のゲーム」「富のゲーム」から「智のゲーム」へ
マズローの欲求で説明されるているが、これはからは報酬目当てといった事では無く、経済的に満たされているからこそ、自分を表現したい、そういう欲求が高まっており、それがソーシャルメディアの核となるとしている。
こうした近未来予測をする上で湯川氏は「逆から未来予測」をしているという。つまり、究極の未来の方向性がみえれば、逆に今どういったサービスが実現すべきかがわかるという意見である。
また、まぁ個人的にはGoogleの最大の力はその資本力にあると思っているので、少し疑問を持つ点もあるがけど。
Google脅威論がよく言われる中で、まだ死角があるという意見をいっているのも面白い。たとえば、現在googleの収入源になっている検索連動型広告は、ユーザの行動からユーザの属性を把握して、行く先々で属性に合った広告を表示する「行動ターゲティング広告」に近い将来抜かれるのではないかと予測している。これも未来予測なのだろう。
一度次世代ウェブの本質を捉え直すのにお勧めしたい本です。
少し前にセカンドライフで中国生まれの教師が不動産で100万ドルを稼いだ話で一気に話題になってけど、そんなことができるのは一部の人だけだと思っていたんだけど・・
BusinessWeek onlineのVirtual World Rich Listという記事に、セカンドライフで金持ちになったの人が例が紹介されています。
1 Ailin Graef (Anshe Chung)
不動産業
約400個のシムに投資し、約2年半で、利益が100万米国ドル(約1億1,900万円)を超えた。2 Philip Rosedale
リンデンラボ社CEO3 Reuben Steiger
大手企業向けにプロモーション活動のコンサルティングを行なう
彼が経営するMillionsOfUsの2007年の予想売上高は600万米国ドル(約7億1,600万円)4 Sibley Verbeck
Electric Sheep Co.創業者 大手企業のSL進出をサポート
サポート料は、企業の建物の建設やプロモーション活動の案件一件につき、約1万5,000米国ドル(約179万円)5 Alyssa LaRoche
服飾デザイナー、芸術家、パーティープランナー、マーケティングコンサルタント
現実社会の企業から、建造物建築・スクリプト作成・イベントの運営を請け負う。費用は一案件につき3万-10万米国ドル(約358万円-1,190万円)。月に2-3件の新規顧客を獲得。6 Adam Frisby
不動産業
エキゾチックな環境の土地を販売。一区画132-330米国ドル(1万6,000円-3万9,000円)7 Kevin Alderman
アムステルダム・シムの元オーナー、アダルトグッズ・アニメーション等を製造・販売
単価20-40米国ドル(2,400円-4,800円)のアダルト関係商品を、1日に40-50個販売。(筆者注:計算すると、1日の売上高は9万5,000円-23万9,000円)8 Peter Lokke
服飾デザイナー
彼女が経営するCrucial Creationsは、約70店舗を構え、年間売上高は、約10万米国ドル(約1,190万円)9 Cristiano Diaz
写真共有サイトであるSnapzillaの開発者、アニメーション作成
年間売上高約3万3,000米国ドル(約394万円)10 Adam Anders
不動産経営、建造物・家具・服飾デザイナー
年間売上回数、約11万回。商品単価1-9米国ドル
(筆者注:計算すると、年間売上高は1,310万円-1億1,900万円)
セカンドライフの世界では物価が安くてあまり儲からないらしいのですが、こう見ると以外に儲かっていますね。(アダルトが人気なのはどこでもいっしょ)
ただ、やっぱり多いのは不動産業と現実の企業を顧客にするマーケティングコンサルタントです。
マーケティングコンサルタントは基本は現実世界のコンサルタントと同じ業務なのでおいておいて、不動産ビジネスってどうなのよ?ということでちょっと解説。
基本的にはセカンドライフを運営するリンデンラボから島を購入し、その後テナントを募集し、テナントさんたちから賃貸料をもらうモデル。島購入の初期費用と毎月の使用料金がかかる。
セカンドライフの土地は人気があって儲けやすいらしいですが「不動産ビジネスはどのくらい儲かるの?」によると、基本経費以外にもテナントの募集・管理にかかるコストがかなり大きいのではないかと指摘されている。
となると、代理店業みたいなものがはやってくるのではないかなぁと思う。代理店や金融業とかがその辺りが面白くなりそうな気がする。
現実で儲かっているビジネスで資源の有限性と関係なく、人間の処理限界を代替するビジネスだったらセカンドライフ内でも需要があるんじゃないだろうか?
これやったら面白いんじゃないかなというアイディアあるけど、時間ねぇなぁ・・
最近、なんでもグラフ化するのが流行らしい。
※べつやくメソッド
タイトルからは一見、How to本ように思えるが、女性の身体や心理構造を男女の脳やホルモンの差によって分析した本。
例えば↓のように説明されている。
・女はなぜ、突然怒り出したり、泣き出したりするのか?
⇒間脳にある「前交連」という感情の連絡通路となる器官が女性の方が太く、多くの情報を一辺に流すことができるから。
あーこういう違いが男女差なんだという点がよくわかる本です。第1章はこんな感じ。
第1章 どうして女はいつもこうなんだ!
― 男をイライラさせる「女脳の秘密」―1.女はなぜ、突然怒り出したり、泣き出したりするのか?
2.女はなぜ、喫茶店で2時間もしゃべり続けられるのか?
3.女が「私の話を聞いてくれない」と怒り出すのはなぜか?
4.女はなぜ、男を困らせるわがままをわざと云うのか?
5.女は男の夢やロマンをなぜ、受け入れられないのか?
へーーという感覚がえられますね。

最近はTwitterというサービスがアツイらしい。
とりあえずアカウント作ってました。
http://twitter.com/kojiyamada
サービスの内容は簡単で「What are you doing?(今何をしてるの?)」かをネットに公開するサービス。
感覚的にはMessengerの「名前@~~」の~~部分を更新する感じ。
そしてこの「Twitter」が面白い理由が、自分の現在の状況を更新することよりも、「Friendsリスト」に登録している人が更新していく状況だったりする。
メッセで夜中とかに今何やってるのぉ~?っていう会話する感覚に近い気がする。
こういうサービスが注目される理由としてmixi疲れとか関係してそう(「mixi疲れ」を心理学から考える)
会話しなきゃいけないというmixiに疲れつつあるアルファユーザー層が主張しっぱなしでいいTwitterに注目してるそんな感じの印象をうける。
世界最古の会社は日本にあらしい。西暦587年創業で1400年の歴史をもち、寺や神社の建築と修復を請け負い、飛鳥時代から今日まで存続している金剛組という建設会社だ。
なんとなく老舗といわれるとヨーロッパのブランドとかを思い浮かべてしまいがちなのだが、100年以上続く店舗や企業はの数はヨーロッパでも日本に及ばず、最古の企業の歴史は600年程度である。日本の老舗企業の多さは世界で飛びぬけた現象であると書かれている。
ちなみにお隣韓国には1社もなく、中国やその他のアジア諸国にもほとんどないらしい。
本書で紹介されている企業は、ただ続いているだけではなく携帯電話における必要な部品の開発やバイオテクノロジーの研究へとシフトして最先端技術を担っているところがある。
こうした老舗企業において共通していることとして5つのポイントがあるようだ。
1 同族企業だが外部の優秀な人材の登用を躊躇しない
2 時代の変化に対応して事業内容は変化させてきた
3 創業以来のコアビジネスは譲らない
4 分をわきまえ好景気でも投機をしない
5 「町人の正義」を実践してきた
事業継続における精神性を著者は商人的発想と職人的発想として日本は職人手的であると伸べている。
日本人の精神性と企業経営について事例を踏まえて述べた面白い本だ。
取り上げられた企業のリストを”続き”に書いておく
(続きを読む…)
「好きを貫く」ことと大企業への就職をみて、就活で意識したことを少しかく。
卒業したら社会という荒波に漕ぎだすのだろう。
不平等で、不公平で、偶然が評価や成功を左右したりするのだろう。
そんな中で究極の目的は溺れないことだと思う。
遭難しようが溺れなきゃなんとかなる。
豪華客船に乗って快適な船旅をしてもいいだろう。きっと大波も台風もなんとか耐えられる。タイタニックは沈んだがきっと大丈夫だ。沈むにしても時間がかかる。
体を鍛えて、泳いで海をわたろうとしてもいいだろう。泳ぎだした直後に大波にさらわれてしまうかもしれないが、乗り越えたら鍛えられるだろう。
一番いけないのは豪華客船で運動せずに肥満になること、自分の体調を考えずに寒中水泳をすることだろうか?
どちらかを選択するというのが正解ということはなく、結局は個人の好みの問題なのかもしれない。
■追記
梅田さんのブログ(勉強になる反応(トラックバック等の中から)のご紹介)で紹介されました。
ブロガーとして有名な、いしたにさんと、コグレさんの書いた本。
内容はブログマーケティングを行う際の企業がどうしたらよいかなどを複数の事例をもとに紹介されている。
実際知っている事例もあったので大変面白かった。
私としてはこの本の内容よりも、この本自体のマーケティング戦略がすばらしかったと思っている。
そのあたりは”「クチコミの技術」に見るブログクチコミの威力”にキレイにまとめられているのでぜひ見てもらいたい。
アルファブロガーによる書評やアマゾンでの先行販売、ブロガーに対するネタ提供など、ブログマーケティングの真髄がこれでもかとつまった戦略になっていてそれ自体が価値のあることだと思う。
また、本の内容とは関係ないのだけど、ブロガーが書く本はとても読みやすいものがおおい。毎日ブログを更新して多くの人に指示されているだけあり読みやすい日本語で書かれていてすばらしい。