年末なので読み終わった本の整理をしていたら、今年は70冊くらいをよんだみたいだ(目標100冊だったので達成率70%)
今年読んだ中でもう一回読み返さなきゃという本を書いてみる。便宜上、順位を付けているけど、あまり関係ありません。全部いい本です。
■10位 ザ・ゴール
著者が日本人には秘密にしておきたいというので和訳が遅れた本。
生産の場合はゴールはスループットの極大化を目指すということである。 次にボトルネックはどこか?という点と、ボトルネックの最大限に活用するとか、ボトルネックをの生産性を高める、 「ゆらぎ」「ばらつき」をなくす、といった施策を打つのことが重要だ。 一つのボトルネックを解消すると、違ったところがボトルネックになる。
人間関係においても制約条件の理論(TOC)は活用できそうですね。
ストーリー仕立てで一気によめますw
■9位 破天荒! サウスウエスト航空 驚愕の経営
こちらはゼミの先生からの推薦で読んだ本。
米国の航空業界は、規制緩和によって猛烈な競争が起き、さらに湾岸戦争後、ほとんどの会社が赤字になるという惨状だったが、その中増収増益を続けたサウスウエスト航空の話。
従業員重視をモットーとしてお祭りや表彰がある。またターンアラウンドタイム(着陸してから離陸するまでの時間)を短くすれば、飛べる回数が増えるので、職種の差を超えて飛行機の掃除を行うなど
経営のヒントが満載の本です。
■8位 コーチングが人を活かす
友達から誕生日プレゼントにもらった本。
「コーチング」についての入門書です。
会話とかで「あ、こんなこといったら相手はやる気をなくすな」って思っても言ってしまうことがついついあります。
そういうときに見直して、自分を反省するのにも使いたい本です。
■7位 みんなの意見は案外正しい
日本語訳がとても秀逸で読みやすい本です。
ざっくりいうと「一人の優れた人の判断よりも、自立した多くの人が判断したことをまとめて統計化したほうが正しいことが多いよ」というのが言いたいこと。
インターネットの多様性や独立性、分散性といった本質を捉える良書だと思います。
今後の社会のいっぺんを担う理論だと思うので読んでおいて損はないと思います。
■6位 すごい会議
かなり売れた本です。
会議などをすることが多いのだけど、やってるうちにあれ?決めるべきことは何だっけ?といったことになりがち。
そういうときはこの本を読み直すことにしてます。
すごい会議を読者が実際にやれるような書式と解説が付いています
盛りだくさんの本ながら、うすくて読みやすい。
■5位 奇跡の経営
こんな会社って本当にあるの?と疑問を持ちたくなるような本。
ただ、こんな会社があったらどんなにステキだろうとも思う本です。
これからは精神的な豊かさを求める経営がスタンダードになっていくのだろうか?
よい経営とは何かということを考えさせられます。
■4位 パフォーマンスマネジメント
びっちり行動分析学についてストーリー仕立てで書かれています。
おそらく学術書なのだが、読みやすさは抜群。
主張自体はちょっと学問的ですが、それほど難しくないのですぐ習得できます。つまるところ、問題が発生し続ける行動となっているのは何か?それをどう変えればよいか?ということがわかる問題解決手法です。
個人的にとても役立ちました、自分のやる気がでないのは自分が弱いからという自己嫌悪がなくなったりしてとても助かりました。
ケーススタディを使ってこの手法がどう有効であるかが繰り返し書かれているのでとても役立ちます。
もう少し自分で消化してからブログに詳しく書きます。
■3位 富の未来
アルビン・トフラーが久々に書いた本。
今後、20年の方向を指し示している名著だ。富の変化を知識・時間・空間軸で深くほりさげ世の中の変化の本質を鋭く捉えている。
これからの世の中を生きるための必読書に間違いない。
ボリュームが多いので休みなどにじっくり読んで欲しい。
世の中の見方を再度整理するための視点を与えてくれました。
■2位 強いリーダーはチームの無意識を動かす
NLP(神経言語プログラミング)の本です。色々なテクニックが紹介されていて多くのことが学べます。
自分が使うだけでなく、逆に使われていることがわかることの方が重要かもしれません。知っているのと知らないのとでは大きな差が生まれることは間違いないので、常に意識していきたいです。
■1位 自分の小さな「箱」から脱出する方法
文句なしで1番心に響いた本。自己欺瞞についてストーリー仕立てで書かれています。
自分がいかに自分自身にウソをついて生きてきたか」が、ものすごく明解に理解できる。それだけでなく、そこ(箱)から脱出するシンプル&パワフルな方法を身につけることができる。
読みながら自分の今までの振る舞いを振り返って涙がでました。(電車の中で)
胸が痛くなる本は本当に久々です。
常に読み返したい本です。
以上、10冊紹介してきました。来年もいい本に出会いたい。
そしてここで紹介した本はたまに読み返すことにしようっと。年末年始は読書にはいい時期なのでたまった本を一気に読み中です。
まぁ最近働くことなどに対しての本をよくよんでる気がするが、就活生や1,2年目の社会人用にかかれている本と思われる。
本書の主張としては若者が3年でやめる理由として、年功序列を挙げる。厳密には年功序列が機能しなくなっているにも関わらず、それに代わる制度設計を怠った企業、政府、そして上の世代としている。
つまり、若いうちは我慢して終点まで乗り切れば適当なところで適当な役職が割り当てられて収支は合うという年功序列のモデルが上のだぶつきによってレールが途中で途切れてしまうことが発生しているというわけだ。
こうした現状に対して、著者は若者に
1)昭和的価値観(年功序列など)のフィルターを外した目で自分の周囲を見つめる
2)自分の乗ったレールはどこに通じているのか、自分の欲するものは何か
3)もしそれがレールの先になさそうだと感じるのなら、自分で主体的に動き始めるべき。
だと述べている。
問題提起をして、さらに重ねて年功序列モデルにおける既得権益者は若者の未来を食いつぶして生きながらえようとしているとまで著者は言い切っているのだが、具体的な解決策をなんら提示していないことが残念だ。
つまり手探りで若者は進まなければいけないわけだ。
ヒューマン2.0の直後に読んだので感慨深いものがありました。
■リンク
城繁幸のブログ

ちょっと元気の出る『チャールズ・M・シュルツさんの言葉』という記事より
まずは次の質問について考えてみてください。
・世界でもっともお金持ちの人を5人挙げてください。
・ここ10年の日本シリーズの優勝チームを挙げてください。
・ノーベル賞の受賞者を10人挙げてください。
・2006年の芥川賞を受賞した作家を挙げてください。
・ミス日本の名前を5人挙げてください。
なかなか出てこないじゃないでしょうか?
次にこちらの質問について考えてみてください。
・学生時代にあなたを助けてくれた先生を挙げてください。
・あなたが困っていた時に助けてくれた友人を3人挙げてください。
・あなたが何かを決断する時にアドバイスをくれた人を5人挙げてください。
・あなたを評価してくれている人を思い浮かべてください。
・一緒に居て楽しい友人を思い浮かべてください。
最初の質問よりも簡単に思い浮かんだのではないだろうか?
スヌーピー作者のシュルツさんは次のように言っている。
The people who make a difference in your life are not the ones with the most credentials, the most money, or the most awards. They are the ones that care .
あなたの人生を豊かにしているのは、世界の大富豪でもないし、数々の賞を持っている人でもありません。そうではなくて、あなたのことを気にかけてくれている人たちこそが、あなたを幸せにしてくれているのです。
当たり前に思うことも再確認してみると大切なものが見えてくるような気がします。
さすがセンスがあります。

アメリカの Time 誌が選ぶ恒例の Person of the Year は、なんと「You」だそうです。
Wikipedia 、YouTube、Digg、MySpace といった CGM / UGC、あるいはソーシャルメディアが、インターネットだけに収まらないほどの重要な位置を占めてきた一年だったということでだろう。
情報流通の面で、ユーザー/消費者が主導権を握る時代が始まったという象徴かもしれません。
On Off and Beyondの渡辺千賀さんの著作。シリコンバレーという極めて特殊な世界で展開される「ヒューマン2.0的な働き方」を解説した本です。
シリコンバレーという技術オタの話から始まり、特殊な環境から生まれる労働力の流動化について語られている。
ただこの本の本質は「会社に依存しない働き方」にあるように思う。
最近では、日本においても社員の離職率が高くなっているようだが、シリコンバレーでは“一生の間に一線で働けるのは20年もないかも”という前提で、個人の給料が高めになっている。具体的には新卒の学士のエンジニアで、年収750万円~800万円だそうだ。高賃金の対価として、シリコンバレーの企業は雇用にリスクを負う必要が無い。リスクはあくまで個人が負わなければならず、新規サービスの計画があり、人材が必要になった際に、企業は大量に人材を募集する。
そして、仮にその部門の将来性が失われたりすると、企業はいつでもレイオフという制度を利用して、大量の正社員を辞めさせることができる。例え、社員に非がなくとも、だ。つまり、必要になった時に一気に雇用して、高賃金を払い、必要がなくなるとさくっと切り捨てる。これがシリコンバレーのスタイルである。
そうした中での働き方の例としてフリーランス、ライフスタイルワーカー、チャンクワーカー、ポートフォリオワーカーといった4つのスタイルが描かれている。
こうした自分にあったスタイルで働くということが今後世界で主流になっていくのかも知れない。
理系でも文系でも、自分のキャリアを前向きに考えたい人は是非一度読んでほしい本。
ブラウザはfirefox以外に考えられないと思っている私ですが、意外にみんなfirefoxを使っていなようだ。2006年のインターネット白書によると、Firefoxのシェアは8.9%だそうです。
私の周りをみたSFCにおける独断と偏見による勝手な調査としては60%がIE,1割がSleipnir 10% ,firefox 20%がsafariが10%といったところだろと思う。友人にはmacの中にもfirefoxの利用者が多いが、safari=mac人口と類推できる(operaなどは数人みただけなので数にいれてません)
実際、管理するテニスサークルとマーケティング研究会を比べてみるとブラウザシェアの違いに驚く
※アクセス数は同一ではない
■テニスサークルswear

90%以上がIEを使用。
■桑原研ブログ(kulab blog)

コチラは私の大まかな予想とほぼ同じ。
おそらく、swearの方は下級生(1,2年生主体)であることと研究会の方は上級生(3,4年生主体)が主であるというサンプルの差から生じていると考えると、面白い結果だ。
■おまけ firefoxのヨーロッパにおけるシェア

>>Firefox use continues to rise in Europe
国によって大きくことなるのが面白い。
積極的思考についての本。原著では「possibility thinking」。日本語ではポジティブ・シンキングと言うことだと思う。著者が牧師なので少し宗教的な視点が多い。
面白かった部分を引用
夢を実現させるためには、次のことを心がけよう。
●自分に自信をもとう。
●自分の知性を信じよう。
●自分の直感を信じよう。
働きすぎる人間など見たことがない。うんと働け、長時間働け、というのが私の信念だ。人間は過労が原因で死にはしない。浪費と悩みが原因で死ぬのだ。
チャールズ・エバンズ・ヒューズ
力づけてくれる良い言葉が多く書かれていて、読み終わると元気が出ます
また、グーグルかよという感じですが、ウェブ進化論などの楽観主義的な見方に対して理系的なアプローチで考察してくれている良書。
グーグルやアマゾンのアーキテクチャの分析よりも後半に書かれている富や人の意見の一極集中についての意見に刺激をうける。
アマゾンのロングテールという現象で、さまざまな企業が恩恵を受けているといわれているが、実態はそこまで楽観視できるものではないということ。紹介されている事例にグーグルのAdwardsを使った中小企業がでてくるが、最初は売り上げが大幅に伸びたが、それが続いたのは2年くらいだというのだ。なぜこんなことが起こってしまったのか。それは一極集中をもたらす原因として現れている。
ネットワークを学ぶにはよい本だと思います。
いまさらながらライブドア関連の本。ライブドアの監査を担当した本人の著書ということで、生々しい舞台裏が書かれておりライブドア内部でどのようなことが行われていたのかの一端が分かり面白い。監査法人の業務やスキームについて専門的なことをわかりやすく解説しているので、とても勉強になった。
ただ、若干著者自身をかっこよく見せようとしている記述などが多いが、それは本人も承知の上なのかとも思うのでその辺は目をつぶるべきか。
■Link
今日もいいこと日和(著者のブログ)
監査人が見たライブドア事件の舞台裏:前編-CNET Japan
監査人が見たライブドア事件の舞台裏:後編-CNET Japan