○○的なsomething

[山田浩司]:バウンダリースパナーになる。

Archive for 6 月, 2006

金曜日
6 月 30,2006

ウェブ進化論でグーグルをかっこよく書きすぎだろと思った人は本書をとってみるとよいかもしれない。

ウェブ進化論と読み比べることで違いが際立って面白くなると思います。ザ・サーチと同時に読んでいたため引用部分が多いと思いましたが、両方とも読んでまったく違う印象を受けるのは、ウェブ進化論がネットの未来としてのグーグルを語っているのに対して、本書が一企業としてのグーグルについて語っているためだと私は思う。

例えば、検索連動型広告、ロングテール、そしてグーグル八分(アドセンスのアカウント剥奪)に対して「アンタ一体なにが望みなんだよ」などとグーグルの社員が悪態をついた例も紹介されている。中国での対応、など、具体的なエピソードを示しながら分かりやすく説明されていきます。監視社会とのかかわりや「邪悪にならない」というグーグルのモットーを無邪気に信じていいのかだろうかといった疑問提起をおこなっている。

グーグルという主体をジャーナリズムの観点から書いた現実的書物である。

グーグル関連の書籍は「ウェブ進化論」→「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」→「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」の順で読むのがわかりやすいかと思います。

参考ウェブ
TOSHINAO SASAKI
http://www.pressa.jp/

月曜日
6 月 26,2006

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
大人気SearchblogのJohn Battelleの最近出した本の邦訳。少し翻訳が読みにくいかもしれません。

グーグルを中心とするインターネット業界、サーチ・メディアを考えるのに非常に参考になる本です。

どちらかというとサーチの歴史書という趣で書かれています。

指導教官はブリンにこう言った。「グーグルがうまくいって金になれば、そりゃ凄い。でもだめだったら、大学院に戻ってきて、博士論文を仕上げればいいから」

印象に残ったのはこのように、グーグルも必ずしも創業当初から確固としたビジネスモデルがあったわけでは無い点。研究の延長で始められたことから、競合環境やタイミング、運などが重要な要素であることを改めて感じてしまいます。

気になった言葉を羅列します。
・グーグルは与え、そしてグーグルは奪い取る

・ヤフーもグーグルも同じビジネスを展開している。そのビジネスを一言で表せば、それはメディアビジネスと言える

・世界中の大小さまざまな企業を網羅して、グーグルが呼び込めるマーケットが、まさに世界の国内総生産になる。それこそがマーケットプレイスだ(グーグルが「課金決済、財布」を持ったときに、新しい経済領域が生まれるでしょう)。

目次

第1章 意志あるデータベース
第2章 検索のイロハ~五つのW、ひとつのH
第3章 グーグル以前の検索
第4章 グーグル誕生
第5章 一回五セントで一〇億ドル~インターネットが産んだ金の卵
第6章 グーグル二〇〇〇~二〇〇四~五年で三〇億ドル企業へ
第7章 サーチ・エコノミー
第8章 検索とプライバシー
第9章 グーグル、満を持して上場
第10章 グーグルの今日と明日
第11章 完全なる検索
エピローグ

■著者ジョン・バッテルのプレゼンの動画
John Battelle talk at Google NYC - Google Video
< http://video.google.com/videoplay?docid=-4381488634998231167>

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル 中谷 和男
日経BP社 (2005/11/17)

なぜ高くても買ってしまうのか

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金曜日
6 月 23,2006

なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす

ラグジュアリー層が高級品を買うだけでなく、BMWで100円ショップへ行くような新しいタイプの消費スタイルについての本。
高くても買う場合と安いものを買う場合を、消費者は使い分けるようになった。
ちょっと贅沢するために他の出費をきりつめる。平均的な消費者はいなくなり、消費の二極分化が進んでいる。ニューラグジュアリの登場である。

ニューラグジュアリには、3つのポジショニング特徴がある。

・手の届く超高級品
・従来型ラグジュアリブランドの拡張(富裕層ブランドの廉価版)
・マステージ(マスとプレステージの中間)

■ベネフィットの3段階と4つの感情スペース

「高くても買ってしまう」商品には「ベネフィットの3段階」と呼ばれる条件を満たす必要があるとされる。

1 デザイン面かテクノロジー面、またはその両面での技術的な差異
2 技術的な差異が実際に性能の向上に役立っていること
3 技術と性能が消費者に思い入れをいだかせること

そして、この階段が実現する思い入れとは、具体的には「4つの感情スペース」を満たすことである。

1 自分を大切にする
  自分のための時間の確保、時間の有効活用、心と身体の癒しと自分へのごほうび

2 人とのつながり
  魅了、家族の絆、所属

3 探究
  冒険、学習、遊び

4 独特のスタイル
  自己表現、自己ブランド化、シグナル

出版元のボストンコンサルティンググループが公開したPDFも詳しい。
・ニューラグジュアリー
http://www.bcg.co.jp/publications/ofa/2004/ofa7_05spring.pdf

この本では成功企業の要点が次のようにまとめられている。

・ニューラグジュアリー企業の8つのカギ

1 決して顧客を侮らない
2 価格ー数量の需要曲線を崩壊させる
3 真の「ベネフィットの階段」を創出する
4 絶え間ないイノベーションと品質向上により、完璧な体験を提供し続ける
5 ブランドの価格帯やポジショニングを拡大する
6 バリューチェーンをカスタマイズして「ベネフィットの階段を提供する」
7 従来とは異なるマーケティング手法を用い、ブランド信奉者を通じてヒットの種をまく
8 アウトサイダーのように当該カテゴリを攻め続ける

こうしたポイントを考えながら、以下にあげた米国のニュラグジュアリー成功企業として本書に上げられている企業をみてほしい。
(more…)

新富裕層の消費分析

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水曜日
6 月 21,2006
新富裕層の消費分析―藤巻流!「勝ち組」の意識を探る
横田 浩一 桑原 太郎 藤巻 幸夫
日経広告研究所 (2006/03)

高級車市場のマーケティング関連で読んだ本。

景気回復基調の中、個人消費の活性化し、「新富裕層」の存在にマーケティングの注目が集まっている。「新富裕層」とは、二極化した「中流層」の「勝ち組」とも言い換えられる。本書では、日本経済新聞社広告局と日経リサーチが行った調査、分析に基づき、「新富裕層」5つのタイプが提示されている。また、随所に「元祖カリスマ・バイヤー」藤巻幸夫氏の洞察に富んだコメントがついている。

新富裕層の消費タイプを5つの類型に分類しています。

1. 女性若手セレブ(消費度:★★★★★)
2. ひとつ上をいくオトナ(消費度:★★★★★)
3. 自分を磨くエリート青年(消費度:★★★)
4. ニッポンのお父さん(消費度:★★)
5. 質素倹約世のために(消費度:★)

データとしてのユーザーではなく実際の人のインタビューを載せることによって説明に厚みがでています。

日曜日
6 月 18,2006

ああ、色々動いて交通費が痛い。

脳内フォルダが四つしか無い女の子
なんか、わかるな。

本嫌いにさせる日本の国語、文学教育
本なんて自分の好きなように読めばいいと思う

聞こえる?蚊の着信音…米英の若者に大流行
これ面白い。味覚とかでもあるのだろうか

畠山鈴香容疑者の卒業文集がテレビで公開され、2ちゃんねるで波紋広がる
あの卒業文集はひどすぎる

金曜日
6 月 16,2006

シアトルタイムズによるとビルゲイツがマイクロソフトから引退するようだ。
まぁ今すぐというわけではなく、2年間は会長としてとどまるそうです。

ビルゲイツの後をつぐのは「Notesの父」としてグループウェアの世界では著名なRay Ozzie氏。(Ray OzzieはMicrosoftを生まれ変わらせることが出来るか?
Googleなどによって奪われているマイクロソフトの求心力をどう取り戻していくかが重要な課題だ。

Microsoft announced that Chairman Bill Gates will begin transitioning out of his day-to-day role at the software company he founded to spend more time on his charitable work. He will remain chairman of the company and serve as an adviser on key developments.

ようするに「マイクロソフトで儲けたので慈善活動を中心にをやってきますよ」という宣言。今後はビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団を中心に活動するようです。

フォーブスによるとビルゲイツの資産総額は500億ドル(約5兆7500億円)。ビルゲイツは子供が暮らしていくのに十分な金だけは残して寄付すると公言しているので5兆円近い資金が慈善活動に流れることになる。
マイクロソフトに使った力をエイズとか途上国などへの慈善活動に使ったら凄いことができるんじゃないかと思います。期待してます。

しかし、IT産業は若さが大事なんだなぁと思う。ビルゲイツは今50歳。日本企業だとやっと責任あるポストになる年じゃないだろうか?

<関連記事>
ビル・ゲイツ氏がMSの経営から引退、08年夏以降は慈善事業を優先

MSビル・ゲイツ氏、08年7月に経営の一線引退

日曜日
6 月 11,2006

今週は体調不良&あたふたしていてあまりネットサーフィンしなかったなぁ

平成17年「通信利用動向調査」の結果
移動端末からのインターネット利用者数がパソコンからの利用者数をはじめて逆転。

全国の警察が放置車両取り締まりガイドラインをネットで公開! / デジタルARENA
よくいく地域の警察の管轄はチェックしておいた方がよさそう

東京都内の図書館で、パソコン持ち込み可で、電源を貸してくれるところ。
このリストはけっこう必要だ

Googleの限界は「人の手」で破る――国産の新検索「想」
たしかに、Googleが完全というわけじゃないが・・

考具

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月曜日
6 月 5,2006
考具―考えるための道具、持っていますか?
加藤 昌治
ティビーエスブリタニカ (2003/03)
売り上げランキング: 1,410

博報堂の人が書いた本。

アイディアということを考えるときに、どうしてもゼロか何かを生み出さなければならないという気持ちに駆られてしまうが、本書では「アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない」ということ気がつかせてくれた。
つまり、ひとつの企画がすべて新しい手法で構成されている必要があるわけではないのだ、
ウェブ的にいうよマッシュアップの概念がとてもアイディア創出には近いのかもしれない。

本書では、「アイディアを出していくための具体的なやりかた」が著者の実際の体験を踏まえて、よくまとめ上げられている。
(more…)

日曜日
6 月 4,2006

就職活動で見た凄い奴まとめサイト
世の中にはつわものが多いみたい

ダ・ヴィンチ・コード 騒動も商機
あれだけパブリシティをやったらヒットするよね

「ワールドカップ直前!永久保存版!サッカースーパープレイ怒濤の417連発!」
画質はよくないけど、プレーは凄い

誤用されているカタカナ英語
知ってるのもあったけど、トリビア!

不潔に強い人間になるという強い覚悟
うーん。日本人が異常なのかもしれないが・・・

 

木曜日
6 月 1,2006

企業は30秒足らずのCMの間に商品のよさをアピールするわけだが、
アメリカで始まったMacのCMが面白い。

CMの短い時間でパソコンの持ち味を宣伝するのは難しい。
そこでとられているのが比較だ。

CMにはSteve Jobsのイメージもったラフな格好の若者と、Bill Gatesをイメージしたスーツにめがねの男の2人が登場する。Viruses,Restarting,Better,Network,WSJの6つの種類のCMが用意されている。

すべて「Hello, I’m a Mac」「I’m a PC」の出だしで会話がはじまっている。
つまり、二人の人間はMacとPCを擬人化したキャラクターなのだ。
そして、PCの方は、ウイルスで臥せったり、フリーズしたり、してしまう。
しかし、Macをそれらを飄々とこなす。
いくら比較広告といっても、さすがにwindowsとはいえないらしい。

擬人化することでMacのイメージをうまく伝えられている。

appleのCM

比較CMというとペプシが有名だ。youtubeで発見したので張っておく。

ブックオフオンライン

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