「ロングテール」概念の提唱者のクリス・アンダーソンが、ネットビジネスの「フリー」戦略を分析した.
実体のあるモノをフリーにするのは限界があったが、デジタルコピーは何百万本でも無料で配ることができる。アトム経済からビット経済への転換。
現実世界の流通と違って、何百万人に配布してもたいしたコストにならないので、有料のものをフリーにすることで規模の経済を実現しすることができる。また、少数の有料顧客や、ビジネスの受益者が支払うコストによって、大勢に無料で商品やサービスを提供することが可能になるというフリーモデルを複数の事例から紹介している。
インターネットビジネスをフリーでより多くのユーザを集めてマーケットを拡大したのちに会社ごと売却するか、有料化を図るかというのが常となっているがそれが現実世界でも成り立ってきたという事例も多々記載されている。
これからのビジネスの方向性をみるうえで示唆に富んだ本であるが、ロングテールのようにショック性のある内容だけに、間違った内容で多様されそうな気もする。
無料にすればかってにマーケットが増えるわけではない、別の価値を生み出し収益を生む必要があるのだから。
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