NHKスペシャルで以前放映され話題になった「職業“詐欺”~増殖する若者犯罪グループ~」を書籍化したもの。
本書によると振り込め詐欺を行っている若者の心理としては、社会と時代に対する絶望、怒りなどがあるとのことだが、この部分よりもこの犯罪が横行するのは、携帯電話1つあれば始められてしまう参入障壁の低さにあるように感じられます。
ヤクザや闇金と違いとくに被害者に会う必要もなく、確率論で詐欺をしていくため現実感とゲーム性の中で実感がわきにくいことが若者にはびこる理由ではないかと思う。実際、振り込め詐欺集団のインタビューでよく見たのは、最初は下っ端で入りノウハウを学んだので独立して自分でやるというパターンこの増殖が参入障壁の低さを物語っている。
さらに振り込め詐欺はあくまでビジネスで金をためて、次のビジネスをやるんだというインタビューも掲載されている。
結局は、何をするかとは、矜持の問題なのだ。
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