勝間本の最新作、勝間式「利益の方程式」を読んだ。

この本に書かれている方程式は下のとおり

勝間式「利益の方程式」
利益=(顧客当たり単価-顧客当たり獲得コスト-顧客当たり原価)×顧客数

これだけをみたら、なんだそれだけか当たり前じゃんと思うかもしれないけど、
著者は言っているだけではない。著者のの実践が半端ではない、

計画→実行→反省のサイクルこれが全てなのだ。

一例として、勝間本についてちょっと考えてみる。
ここ一年くらいで怒涛のように出版ラッシュの勝間さんだけど、
ここ最近に出した勝間本は以下(amazonより)

2006/1/18『インディでいこう! 』
2007/4/5『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法 』
2007/10/12『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』
2007/10/25『決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール』
2007/11/16『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』
2007/12/14『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』
2008/3/1『勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド』
2008/4/4『勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─ 』

累計で100万部をこれているらしい。最新作の前の時点なので今はもっといっていると思います。

著者は本書の中で

10万部のヒットというのはヘビーユーザーの5%以上の市場シェアを目指すということなので実はかなりハードルが高い

と書いているが、それを超えるためにもこの利益の法的式を使っている。

原価は執筆という形のため省くが、著者の作家ビジネスを利益の方程式をもとに分析すると↓のようになる。

[顧客数]
メインターゲットを30歳前後の就職氷河期時代をすごした団塊ジュニア世代とすの少ししたの世代と位置づけている。つまり、日本の人口分布上マーケットとして多い層である。また、内容ターゲット世代が興味をもつ問題を念頭において語りかける内容にしている

[顧客単価]
本の場合は大幅に高級路線をとっては可処分所得上購入者数が減るため、1500円前後という適正価格を設定している。
これはamazonで一冊で送料が無料になる値段と一致している点もうまい。

[顧客獲得コスト]
著者の真骨頂は顧客獲得コストを大幅に下げたことにいえる。
ブロガーに対しての献本などを通じてのコミュニケーションを行い。アマゾンでの発売、ランキング上位を独占することでオフラインへの本屋へのアプローチ。

アマゾンのランキングで話題になっていれば、本屋も置きやすい。
本屋という制限された空間においてはどこにディスプレイされるかが重要なことだが、
最近に大量の本を出版した著者はそれだけでコーナーをつくることが可能なのだ。

つまり、本屋側としてもまとめておいておけばある程度の売り上げを期待できる仕組みを作ったといえる。
著者の著作を見てみるとターゲットに向けても内容がしっかりと分けられている。
女性として、アナリストとして、経営コンサルタントとして、同じ勝間本というジャンルの異なる面を見せているのだ。

過去180日間に書かれた、勝間和代を含む全ての言語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「勝間和代」に関するグラフ

上図からわかるように2月から一気にブログへの書き込みが増加している。
S字カーブがアーリーマジョリティへ通じたのではないかと思う。勝間和代というブランドの構築が行われたのだ。

これが計画→実行→反省の中から生み出された勝間本出版マーケティングの真髄がこめられているように思う。
 
 

勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─
勝間 和代
東洋経済新報社
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