オンラインショッピングの王者Amazon(アマゾン)に対抗してきた企業はたくさん有りました。
カスタマーサービスに注力した靴EC Zappos、ベビー用品販売サイトDiapers.comの親会社である米Quidsi等が筆頭ですが、
どちらも現在は買収をへてamazonの子会社になっています。

ちなみにAmazonは豊富な資産を活かして、対抗企業が現れた場合に、該当企業の主力カテゴリーに対して対抗カテゴリーを開設し、安売り等により体力をそぐことでM&Aを行うことで知られています。
上記2社については買収前に、靴やハンドバックを販売するサイト「Endless」、ベビー用品を扱う「The Baby Store」、会員制の割引サービスプログラム「Amazon Mom」を運営開始しています。

そんな中、アマゾンに挑戦する企業として、ズーリリーに注目が集まっています。

ズーリリー(Zulily)
http://www.zulily.com/

Zulilyのページイメージ

ズーリリーは女性や赤ちゃん、子供向けの衣料品のフラッシュセール(期間限定で割引価格などの特典がついた商品を販売すること)を手がけており、モバイルアプリで会員に毎日7時に電子メールやアラートを送信している。
ビッグデータを駆使してユーザーごとにカスタマイズされた商品を表示するようになっている。

ズーリリーの扱う子供服のベンダーの大半は零細アパレルメーカーであり、その手作り感溢れる商品の殆どには、バーコード番号さえついていない。

現在の会員数は320万人。売上は1000億を超える。

発注を受けた後に商品を取り寄せ、顧客に発送している。
アマゾンの購入前にすでに発送をはじめる技術開発などまでして、1秒でも早く顧客のもとに届けるという動きとは逆行している。

上記のモデルが成り立つ理由としては、顧客との信頼関係があり、Zulilyでしか買えない状況を作り出せているからである。
その結果、小売業としては珍しく潤沢なキャッシュフローを誇っている。

ダイヤモンド通販として有名なブルーナイル(bule nile)の創業メンバーであるdarell cavens(現 Zulily CEO)達がじっくり考えたモデルである。

■NEWS
Amazon、急成長のベビー用品サイトDiapers.comの親会社を約5億4500万ドルで買収
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1011/09/news018.html

Amazon.com,アパレル関連ECサイトのZappos.comを買収へ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090723/334309/

アマゾンのビジネス・モデルに真っ向から挑戦する企業が登場 ズーリリー
http://markethack.net/archives/51914222.html