モチベーションについての新説を記載した本。タイトルにもなっているモチベーションの3段階の説明は↓の通り。
■モチベーション1.0~生物的な動機-サバイバル
ものを食べる、生殖活動を行う、睡眠をとる、など生物が生存を維持するために必要な根源的な欲求。石器時代から人間が持ち続けている基本的なOS。
■モチベーション2.0~与えられた動機-信賞必罰
外から与えられた目標を達成することで、金銭や名誉の獲得を目指す欲求。金銭による成果主義など、信賞必罰に基づく手法が動機づけに用いられる。
■モチベーション3.0~自発的な動機-ワクワク感
人間としての成長、知的興奮、社会への貢献など、単なる金銭的欲求を超えた動機。外部から与えられるのではなく、自分の内面から湧き出る自発的な欲求。
今、社会でもっとも多いのは成果報酬型に代表される信賞必罰のモチベーション2.0。しかしその2.0だけでは機能しないことが増えてきている。
そういう現象にたいして豊富な事例を含めて新しいモチベーションの与え方を説いたのが本書。
本書の中で気になった点を少し引用。
・シンプルな仕事だったらお金を与えればいい。しかしクリエイティブな仕事だったら金銭的な報酬が逆効果になることもある。
・仕事の成果さえあげればどこでいつ何をやろうが構わない、という仕事のスタイルを導入した会社では効率が大幅に向上。しかもこの環境に慣れた人は年収が上乗せされても転職しない傾向が強い。
・クリエイティブな仕事においては「思いがけない報酬」がモチベーションを高めるため、同僚からの予期しない報酬は大きな成果をあげたという。
自分も含めて、周りのモチベーションを上げる環境を作っていきたいです。
■著者のダニエル・ピンクの講演がTEDにありました。
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